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カテゴリー:ガラスの種類・特徴

目次

日常生活を送っていて、家の外からの視線が気になることもあるでしょう。お部屋の窓やガラスをどのように工夫すれば、快適に外から覗かれずに生活できるでしょうか。
窓ガラスの目隠しには、ガラスフィルムを貼る、すりガラスに交換するなど簡単な方法からリフォームまで様々な選択肢があります。硝子を目隠しする方法について特徴やメリット、デメリットなどを紹介します。隣に家が建って透明ガラスを交換したい場合など参考にしてください。
窓ガラスだけでなく、玄関のドアガラスなど、一軒家もマンション・アパートでも1階でプライバシーが気になって、DIYで100均やニトリなどお店で売っているはがせる目隠しシート・フィルムを貼り付けるというアイデアもあるでしょう。それ以外の方法で風通しは確保したい、ガラスそのものの交換についてもメリット・デメリットを交えながら解説していきます。

すりガラス・シート・フィルムなど窓ガラスの目隠し方法を紹介!

窓ガラスの目隠し

外から見えづらい窓にする方法は?

💁窓ガラスを目隠ししようと思ったら、とりあえず簡単に済ませてしまう方法から、本格的なリフォームまで様々な選択肢があります。

★目隠し用レースカーテンを使う
★ブラインドを設置する
★ガラスフィルムを貼る などがあります。ほかにも
★格子用ポリカーボネートを取り付ける
★窓の外側にすだれを設置する
★ガラスを入れ替える
★二重窓を設置する
があります。

目隠しになるガラスはありますか?

💁目隠しに使えるガラスには、いろんな種類があります。
★合わせガラス
★合わせ複層ガラス
★すりガラス
★型ガラス
★ポリカーボネート など。

合わせガラスは、ガラスとガラスの間に特殊なフィルムが挟み込んである仕組みです。
合わせ複層ガラスは、ガラスとガラスの間に乾燥空気(もしくは真空かアルゴンガスなど)が注入されています。
窓ガラスを交換できるかどうかは、ガラス業者に相談をしてみましょう。

自分でガラスに目隠しフィルムを貼ることはできますか?

💁できます。
通販などで好きなデザインを選んで購入し、自分で貼り付けることは可能です。

個人差はありますが、自分で貼るのは難しいと感じる方もいます。
網入りガラスなどの特殊ガラスに貼ってしまうと、熱割れを起こしやすくなりますので、不安な場合はガラス業者に相談をしてみましょう。

外からの視界が気になる要因は?

どのようなことが原因で外からの視線が気になるか紹介します。

透明ガラスを多用しすぎた

マイホームを建築する際に透明ガラスを多用したため、原因になることがあります。
庭が見えるリビングにしたいとか、外の景色を眺めたいなどの理由で透明ガラスを主体にしなかったでしょうか。外の景色が見えることは素晴らしいですが、実際に生活をしてみると逆に見られていることが気になることも。
明るい部屋にしたいと子供部屋に窓を多く設計し透明ガラスを入れた結果、思春期になって覗かれている気がして落ち着かない場合もあります。

隣に家が建ったり状況が変化した

家を建てたときには周囲が更地で、視界が気にならなかったのに状況が変化してくることもあります。窓ガラスを設置した場所に、新しく建築されたお隣の窓が向かい合っていたなどの状況も考えられます。またマンションでも最初は視界を遮るものは無かったのに、途中で高層マンションが建設されて視界が気になる場合もあります。

正面ではない場所からの視線が気になる

窓ガラスの真正面にお隣の窓がなかったため、透明ガラスを配置して失敗を感じることがあります。たとえばお隣の二階の階段の踊り場から一階のリビングが丸見えになってしまうなど、最初は気が付かなかった視線が気になる例もあります。一階の居間から庭の植物を眺めたかったけれど、お隣の二階やベランダから丸見えになってしまうなどの状況もあります。

通行人から丸見えになる

正面に家やマンションがなくても、通行人からの視線が気になることがあります。歩道橋から見下ろせる位置に窓があったり、少し離れた場所に駅があって電車のホームから丸見えになることも。色々想定して窓ガラスを決めたつもりでも、実際に生活してみると思ってもないところから覗かれて安心して生活できません。

賃貸アパートやマンションの硝子

賃貸物件を借りるとき、部屋の間取りや窓の向きなどはとても意識します。すりガラスかどうかや、ガラスの外から丸見えになるかどうかまで気が付かない場合もあるでしょう。生活を始める前はベストな状態を作ったつもりでも、実際に生活してみると気が付かなかった視線が気になることも。後から目隠しをする方法も色々ありますので、最適な方法を選んで快適な生活を実現しましょう。

窓ガラスを目隠しする方法にはどんなことがある?

窓ガラスを目隠ししようと思ったら、どんな選択肢があるでしょうか。
★目隠し用レースカーテンを使う ★ブラインドを設置する
★ガラスフィルムを貼る ★格子用ポリカーボネートを取り付ける
★窓の外側にすだれを設置する ★ガラスを入れ替える
★二重窓を設置する
とりあえず簡単に済ませてしまう方法から、本格的なリフォームまで様々な選択肢があります。
硝子を目隠しする方法について、特徴やメリット、デメリットなどを詳しくご紹介します。

目隠しレースカーテンを使う

目隠しレースカーテンは、ミラーレースカーテンなどとも呼ばれています。透明窓ガラスで外からの視線が気になる場合、一番手っ取り早いのがレースカーテンで隠す方法です。

目隠し用レースカーテンのメリット

従来のレースカーテンと比べて、日中は外からの視界をある程度は防ぐことができるでしょう。厚みのあるタイプを選べば、夜に電気を点けても視界を遮る効果は期待できます。価格もリーズナブルで、設置はレースカーテンを取り替えるだけなので非常に簡単です。遮熱効果やUVカットもある程度は期待できます。

目隠し用レースカーテンのデメリット

薄いタイプは電気を点けると、部屋の中の様子が外から丸分かりになってしまいます。また外の景色が見たい場合には、視界が遮られてあまり見えなくなってしまいます。網戸だけのときよりも、外からの風通しは悪くなります。
光を取り入れたい場合には、遮られてしまい寒々しい部屋に感じるかも知れません。覗かれたくないけれど光を取り入れたい場合には、あまりお勧めできません。
視界を遮ろうとすると、明るさまで奪われてしまうデメリットがあります。また選ぶ商品によっては、夜に透けてしまうのであまり意味を成しません。

ブラインドを設置する

カーテンをぶら下げたくない場所では、ブラインドを設置する選択肢もあるでしょう。ブラインドには上下に開閉する縦型と、左右に開閉する横型ブラインドがあります。どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

ブラインドを設置するメリット

ブラインドは開け閉めで、明るさを調節できます。羽の向きで内側からは外の景色が見れるけれど、外からは部屋の中を見えないようにすることもできます。カーテンと比べるとほこりが出にくいので、アレルギーを持っている方にも最適です。

ブラインドを設置するデメリット

カーテンと比べると角度によっては、外からの視線を完全にはシャットアウトするのは難しいです。またたくさんの羽が付いているため、お掃除が面倒に感じるかも知れません。カーテンならサッと開け閉めできますが、操作が複雑なので慣れていない人には難しい場合もあります。

窓に内蔵されたブラインドがあるって本当?

ブラインド入り複層ガラスと言って、複層ガラスの内側にブラインドが内蔵された窓ガラスがあります。硝子と硝子の間にブラインドが入っているので、ほこりや汚れが付かないのが最大のメリットです。ブラインドは汚れやすく、お掃除が面倒だと感じている方に最適です。
カーテンを取り付けると、見た目が重くなってしまう室内も、シンプルですっきりしたデザインになります。
複層ガラスは断熱性が高いので気密性がアップし、結露しにくく冷暖房の効きも良くなります。
視界を遮りたい部屋はもちろん、水垢が気になるお風呂や油汚れを掃除しにくいキッチンなどにも使えます。

参考製品

このようにブラインドにもカーテン代わりに簡単に設置できるものと、ガラスのリフォームで取り入れるタイプがあります。

気軽にリフォーム!ガラスフィルムを貼る方法

とても気軽にプチリフォームするなら、ガラスフィルムで目隠しする選択肢もあります。ガラスフィルムのメリットやデメリットをご紹介します。

ガラスフィルムのメリット

通販などで好きなデザインを選んで購入し、自分で貼り付けることも可能です。思い立ったらすぐにできますし、予算も少なめで実現可能です。
透明で覗かれやすい硝子を、簡単にすり硝子にチェンジできます。アンティーク調や和柄など色んなデザインがあるので、目隠ししながらインテリア性もアップできるでしょう。
断熱性や結露対策、防犯性など不足しているガラス性能を補うこともできます。自分で貼るのが難しい場合には、業者に依頼もできます。

ガラスフィルムのデメリット

個人差はありますが、自分で貼るのは難しいと感じる方もいます。上手くいかない場合はシワになったり、見た目が悪くなることがあるでしょう。
内側では10年程度、外側に貼った場合には5年程度で経年劣化による張り替えが必要になることもあります。
網入りガラスなどの特殊ガラスに貼ってしまうと、熱割れを起こしやすくなります。

ミラーフィルム(マジックミラーフィルム)

外からは鏡のように見え目隠しになり、内からは外が見通せるガラスフィルムです。UVカット(紫外線カット)や遮熱効果、結露防止、飛散防止などの機能を持ったガラスフィルムも販売されています。
光の反射がありますので、対面する所から見ると眩しく感じられることがあり、貼る場所には配慮が必要です。また、夜に室内灯を点けて室内が明るくなると、外から見えるようになります(マジックミラー効果)ので注意が必要です。
水で濡らして簡単に貼れて、剥がすのも容易で何度でも貼り直しできる製品もあります。

格子用ポリカーボネート

窓の外に格子が付いているタイプには、ポリカーボネートを格子に貼ることもできます。格子用ポリカーボネートのメリットやデメリットについて、ご紹介します。

格子用ポリカーボネートのメリット

自分で手軽に貼れて、すりガラスと同等な目隠しになります。格子に貼るので、硝子を全開にしても外からは見えなくなります。電気を点けると部屋の中は薄っすら見えますが、はっきりとは見えません。明るさをそのままに目隠しだけをすることができます。硝子と違って、割れる心配がなく安心です。

格子用ポリカーボネートのデメリット

正面からの視界を遮ることはできますが、斜めから見ると部屋の中が見えてしまいます。遠くから見られるのは防げますが、近くから意図的に覗かれた場合には、見えてしまうのがデメリットでしょう。
網戸やレースカーテンとは違って、横などの隙間からは風が入りますがほとんど遮ってしまいます。強力な粘着テープで張り付けると、賃貸の場合は特に剥がすのが大変になることがあります。
部屋の中は何も変えずに外側から対策できます。明るさも取り入れることができるので、レースカーテンでは暗くなってしまう場合にも使える方法です。

すだれを設置してオシャレに目隠し!

手軽に設置できる目隠しにすだれがあります。欲しい割竹やアシなどを並べて糸で編みつないだもので、主に日よけの目的で使います。

すだれのメリット

安価で購入可能で、設置も比較的簡単です。強い日差しの降り注ぐ夏の日よけにも最適です。和風なインテリアと合わせたり、バリのリゾート風にしてもオシャレ。

すだれのデメリット

レースカーテンのように、目隠ししながら日も入れるような使い方ができません。閉めればほぼ日が当たらなくなりますので、日差しを取り入れたい部屋の窓には不向きです。
前からの視界を遮ることはできますが、設置の仕方によっては横から覗き込むと部屋の中が見えてしまうこともあります。
窓の外側に取り付けて、夏に日よけ兼目隠しとして使うにはメリットがあります。
日差しが当たらずに暗くなってしまうので、一年中使うにはデメリットが多いでしょう。

ガラスを入れ替えてリフォーム

透明ガラスを設置してみて外からの視線が気になる場合、硝子を入れ替える方法があります。

ガラスをすりガラスにするメリット

サッシをそのまま使うなら、ガラスだけをすりガラスに替えるだけなので、1時間程度で作業が終わる簡単リフォームです。一枚ガラスを複層ガラスやペアガラスに替えた場合は、断熱性や防犯性などの機能も付加することが可能です。
すりガラスは透明ガラスと同程度の採光が期待できるので、暗くなってしまわないか心配な方にも最適です。

ガラスを入れ替えるデメリット

クリアなガラスのときには見えていた、外の景色は見えなくなってしまいます。またカーテンやフィルムなどに比べると、やや本格的に感じるリフォームです。自力でやるのではなく、専門業者に依頼して設置するのが主流です。
性能アップを考えると、硝子の厚みが増して今まで使っていたサッシの溝に入らない場合もあります。高性能を望むとサッシを変えたり、高価なガラスにしたくなったり、想定よりも費用がかさむ可能性もあるでしょう。
一枚ガラスのすりガラスは、フロートガラスよりもさらに簡単に割れやすいです。ですから可能であれば、ペアガラスや複層ガラスに替えた方が安心です。既存のサッシに希望の硝子が合わない場合、二重窓の設置も検討してみるのがお勧めです。

目隠しに使える硝子の種類

目隠しに使えるのはどんな種類のガラスがあるのか、ご紹介します。

合わせガラス

硝子と硝子の間に特殊なフィルムが挟み込んである仕組みです。割れにくく防犯性に富み、強い衝撃で割れたとしても、破片が飛散したり落下しにくいので安全性が高いです。
特殊フィルムの部分を不透明にすることで、すりガラス調になります。厚みがあるタイプは防犯性が高い反面、一枚ガラスで使っていたサッシには適合しないこともあります。

複層ガラス(ペアガラス)

複層ガラス(ペアガラス)は、ガラスとガラスの間に乾燥空気(もしくは真空かアルゴンガスなど)が注入されています。

片側の硝子を合わせガラスにすることで、合わせガラスのメリットと複層ガラスのメリットの両方が得られます。合わせガラスのメリットは防犯性の高さで、特殊フィルムを不透明にすることで、すりガラスとしても使えます。
複層ガラスのメリットは断熱性アップで、冷暖房の効きが良くなったり結露を予防できます。

すりガラス

一枚ガラスのシンプルなすりガラスは古くからあるタイプで、割れやすいのであまりお勧めできません。断熱性がなく結露もしやすいですし、割れた破片が鋭利で危険なため、お子さんのいる家庭では使わない方が賢明です。
すりガラス調のガラスシートや、不透明膜をガラスで挟み込んだ強度の高い合わせガラスなどを使うのがお勧めです。

すりガラスシート(すりガラス調のガラスシート)

まるで、すりガラスのように目隠しになるデザインが施されたガラスシートです。UVカット(紫外線カット)や遮熱効果、結露防止、飛散防止などの機能を持ったガラスシートも販売されています。
ガラスシートですので、好みで透明な部分を残して目隠ししたい部分だけに貼ることもできますし、手軽にデザイン性の高い窓にするために模様になるように貼ることもできます。
素材は塩ビシートで粘着シートになっていて、何度でも貼り直しできる製品もあります。

型ガラス

すりガラスと同様に目隠しに使えるガラスですが、一枚ガラスは割れやすくあまりお勧めできません。特にお子さんのいる家庭では、危険が伴う可能性があります。
見た目はアンティーク調でインテリア性が高いので、用途によっては重宝するでしょう。同じような見た目を演出したいなら、ポリカーボネートやガラスシートなどで代用する方法もあります。

ポリカーボネート

スマホケースにも使われる素材で、窓パネルとしてもホームセンターや通販などで購入可能です。
簡単にカットできますし、ガラスのように割れないので扱いやすく内窓に自分で取り付けることもできます。気密性をアップして冷暖房を効きやすくしたり、結露対策にも有効です。オシャレな窓枠と組み合わせて、北欧風のインテリアにコーディネートすることも可能です。

ガラスリフォームだけでも様々な選択肢があります。さほど難しいリフォームではないので、検討して見ても良いでしょう。

二重窓(内窓)を設置する

今あるサッシやガラスはそのままにして、内側にサッシとガラスを追加して二重窓にする方法です。既存のサッシに希望する硝子の厚みが合わない場合に、要望する硝子を内窓に設置すれば問題が解決するかもしれません。

二重窓(内窓)のメリット

既存の硝子やサッシはいじらずに新しいサッシとガラスを入れるので、リフォームの中では比較的簡単な作業です。業者に依頼しても、1時間程度の設置作業で終わることも多いです。またDIYで設置する方もいるほど、簡単な作業で設置することも可能です。
内窓をすりガラスやポリカーボネートにすることで、日差しは取り入れながら外からの視界を完全に遮ることができます。
サッシが二重になるとカギも二重になるために、空き巣対策にも有効な手段です。
断熱性がアップして冷暖房が効きやすくなったり、結露防止効果にも効果的です。洒落たデザインの枠や硝子を選ぶことで、インテリア性がアップします。

二重窓(内窓)のデメリット

サッシが二重になるので、開閉を頻繁にする窓は煩わしく感じるかもしれません。またサッシとサッシの間の掃除が少し手間に感じるかも。内窓を設置する分の奥行きが無いと、取り付けることができません。サッシの内側にカギなど障害物があると、内窓を設置することが困難な場合もあります。 狭い部屋の場合は圧迫感を感じて、余計に部屋が狭く感じることでしょう。

まとめ

二重窓にすることは意外と簡単でメリットが豊富なので、検討材料に入れてみてはいかがでしょうか。

人の目を気にしながら生活するのは、ストレスが溜まるので早めに解決しましょう。
硝子の目隠し対策はとてもたくさんの選択肢があります。気軽な応急処置的なものから、ずっと使い続けることを想定した方法もあるので状況に応じて使い分けましょう。

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