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カテゴリー:ガラスの種類・特徴

マイホームは、ほとんどの人が一生に一度という思い切った買い物です。中でも、デザインや内装にまでこだわった注文住宅を建てるときは、理想に近いマイホームにするために頭を悩ませる人も多いでしょう。間取りや内装はある程度好みで決めることができるのですが、意外と選ぶのが難しいのが「窓ガラス」です。

「窓ガラスなんてどれも同じでは?」と思っている人も多いでしょうが、実はそんなことはありません。ひと口に窓ガラスと言っても、機能や形などはさまざまで何種類にも分かれています。マイホームの窓ガラスを選ぶ際には、これらの種類の中から目的に合ったものを選ぶ必要があります。

そこで今回は、窓ガラスの種類やそれぞれの特徴などを踏まえ、窓ガラスの選び方のポイントを解説していきます。

基本的な窓ガラスの種類について

一般的な住宅に使用される窓ガラス種類は、大きく分けて7つあります。一般的によく見られるのがフロートガラスや型板ガラス、すりガラスに網入りガラスです。さらに、フロストガラスに合わせガラス、複層ガラスを合わせた7種類が、マイホーム用として幅広く使用されています。

<フロートガラス>

「フロートガラス」は、最もポピュラーでよく使用される透明な窓ガラスです。シンプルなガラスで値段も安く、さまざまなガラス業者が在庫として持っているので、割れたときもすぐに交換することができます。ただ、フロートガラスの中でも色や厚み、サイズなどに応じてさまざまな種類に分かれています。内容によっては取り寄せに時間がかかることもあるので、注意しておきましょう。

<型板ガラス>

「型板ガラス」は、主に目隠しのために使用される透明度の低いガラスです。隣の家と近かったり視線を遮りたかったりする際に使用されるもので、トイレや風呂、寝室などに設置されることが多いです。特殊なローラーを使うことでガラスに模様を付けるのですが、ローラーの形状などによってさまざまな模様を作ることができます。よく用いられるのは「霞」「梨地」と呼ばれる模様で、霞模様は梨地模様と比べると表面の凸凹が粗目になっており、価格も安価です。厚みは4ミリタイプと6ミリタイプの2種類が一般的で、窓だけでなく家具にも使われることがあります。梨地模様は表面の凸凹が細かいため、目隠し効果に優れています。厚みは2ミリのみであり、窓としてはあまり使用されません。部屋のドアや障子ガラスなど、薄いガラスでも問題ない箇所に使用されることがほとんどです。

<すりガラス>

「すりガラス」は、型板ガラスのように目隠しのために使用されるガラスです。フロートガラスを基本とし、金剛砂などを使って表面に細かな傷をつけて作られます。表面がザラザラしているのが特徴的で、細かい傷のために光が拡散し、柔らかな雰囲気を作り出すことができます。光が柔らかくなると上品で優しい印象の部屋になるため、和室や子供部屋などに使われることが多いです。一方で、表面に細かな傷が付いているため汚れが溜まりやすく、掃除が大変という難点もあります。

<縄入りガラス>

「網入りガラス」は、その名の通りガラスの中に特殊なワイヤーが入ったガラスのことです。ワイヤーの形は種類に応じてさまざまで、クロスワイヤーやヒシワイヤー、綿入りなどのタイプに分かれています。内部にワイヤーが入っていることで、万が一ガラスが割れたときにも破片が飛散することがありません。ガラスが割れると火災時にバックドラフトを招いたり、飛散して怪我をしたりする原因になります。マイホームを建てる地域によっては、都市計画法などによって防火地域に認定されることもあります。防火地域に指定されると、危険を避けるために耐火機能の高い窓ガラスを設置しなければなりません。網入りガラスはそういった耐火機能のあるガラスの中でも比較的価格が安く、多くのマイホームで使用されています。ただし、ワイヤーの錆や温度差などによってガラスにヒビが入ることも多いので、取り扱いには注意が必要です。

<フロストガラス>

「フロストガラス」は、見た目としてはすりガラスとそう変わりません。表面に細かい傷を付けたすりガラスに、さらに化学処理を施して表面を滑らかにしたものです。すりガラスは傷をつけたままで終わっているので表面がザラザラしているのですが、フロストガラスは化学処理のおかげで肌触りが若干良くなっています。このため、汚れが溜まりにくく、掃除もしやすいのでお手入れがラクです。細かい凹凸が付いていることに違いはないため、すりガラスと同じように光を拡散して柔らかな雰囲気を作り出すことができます。

<合わせガラス>

「合わせガラス」は、2枚のガラスを立てた間に特殊なフィルムを挟み込んだものです。フィルムのおかげで、万が一窓に何かをぶつけられたとしても簡単には割れません。マイホームは1階に窓を作ることが多いため、空き巣などに狙われたときに備えて合わせガラスを選ぶと安心です。フィルムの種類によって、防音効果や断熱効果などさまざまな機能を持ったタイプもあるので、必要に応じて選ぶと良いでしょう。ただし、合わせガラスなら絶対に割られないという保証があるわけではありません。メーカーやフィルムの種類によっては無理やり割られてしまうこともあるので、防犯機能の高さを慎重に見極めて選ぶことが大切です。

寒さや暑さ対策を重視したガラス選び

「寒さや暑さ対策」を重視したい場合は、断熱効果に優れている複層ガラスがピッタリです。ガラスとガラスの間に空気の層を蓄えているため、室内の空気や熱が屋外に逃げるのを防ぐことができます。外気による影響も小さく抑えられるため、外が暑かったり寒かったりしても室内は一定の温度を保ちやすくなります。

寒冷地や熱がこもりやすい地域にマイホームを建てる場合は、アルミサッシではなく樹脂製のサッシを使いましょう。アルミは気密性が低く熱伝導率が高いため、せっかくガラスで外気を遮断してもサッシ部分から室内に伝わってしまいます。これでは複層ガラスを使うメリットが小さくなるため、熱伝導率の低い樹脂製のサッシを使う必要があるのです。もちろん、アルミサッシでも一定の断熱効果は得られますが、より高い効果を求めたいならサッシの材質にも気を配ることがポイントです。

複層ガラスによって室内の温度をできるだけ一定に保つことで、冷暖房費が節約できるという嬉しいメリットもあります。近年は夏場の気温が非常に高く、一日中冷房を付けたままというケースも珍しくありません。冬場は冬場で、外気温と室内の気温の差が大きいため暖房費が高くなりがちです。

夏も冬も、エアコンや暖房器具の料金が高く困っているという人も多いでしょう。こんなときに複層ガラスを使用すると、外気温によって室内の温度が上下するのを抑えることができるため、冷暖房費があまりかからずに済むのです。一般的なガラスと比べると複層ガラスの導入費用は高くなりますが、その後何十年も冷暖房費が節約できると考えれば決して高すぎるわけではありません。また、自治体によっては、複層ガラスによって冷暖房の使用を抑えることで環境への負担が減らせると考え、導入にあたって補助金や税金の優遇制度を実施しているところもあります。これらの支援制度を活用すれば導入費用を抑えることもできるので、マイホームを建てる地域の自治体に問い合わせてみると良いでしょう。

プライバシー・防犯を意識したガラス選び

防犯

「プライバシー対策」に気を配りたいなら、視線を遮る効果の高い型板ガラスやすりガラス、フロストガラスが適しています。ガラスの表面が凸凹していることで光が拡散し、室内の様子をわかりにくくすることができます。凸凹の粗さによって室内の見えにくさが変わるため、事前によく確認しておきましょう。ちなみに、複層ガラスの片側だけを型板ガラスなどにすれば、目隠し効果を持たせつつ断熱効果の高い窓にすることもできます。すべてのメーカーで対応可能とは限りませんが、「どちらの効果も捨てがたい!」と悩んでいるなら検討してみると良いでしょう。

「防犯対策」を重視するなら、合わせガラスを選ぶようにしましょう。網入りガラスも割れにくいガラスではあるため、防犯効果があると誤解している人も多いですが、網入りガラスの目的はあくまでも火災による二次被害の防止です。空き巣に狙われたときに割れにくいというものではないので、防犯効果はあまり期待できません。用途に合わせたガラスを選択することが重要なのでなので注意しましょう。

内部に挟まれたフィルムが強力であればあるほど、ガラスを破るのに時間がかかり、空き巣が侵入を諦める可能性が高くなります。空き巣被害が多い地域や家の中に高価なものを置いているなら、防犯対策として合わせガラスにしておくと安心です。

まとめ

このように、一見するとどれも同じに見える窓ガラスですが、詳しく見るとそれぞれ特徴や役割が違っていることがわかります。一度設置すると簡単には交換できないものである以上、選ぶ段階から慎重に判断することが大切です。

ガラスの見た目や価格だけでなく、断熱効果や防犯効果などの機能にも着目しつつ、目的に合ったものを選ぶようにしましょう。

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