ガラスのトラブルならガラスの生活救急車にお任せください

カテゴリー:ガラスの種類・特徴

目次

窓ガラスにはさまざまなデザインや機能性を兼ね備えたタイプがあるので、どれにしようか迷ってしまうものではないでしょうか。大きさや形だけで選ぶより、部屋や重視するポイントに合ったガラスを選べば、より快適な生活が送れるようになるはずです。生活空間に密着しているものだからこそ遮断性や耐久性、防犯性なども考慮して選びたいものです。

そこで、今回はガラスを選ぶ際のポイントをまとめてみました。今まであまり意識をしていなかった人もチェックしてみてください。

意外と多い?ガラスの種類

ガラス

ガラスには機能性に優れた種類がいくつかあります。例えば「複層ガラス」です。2~3枚のガラスの間にあえてスペースを作り、空気を挟む形になっています。そのため、断熱性が高く部屋の温度を一定に保つ効果が期待できます。ガラスの枚数が多いトリプルガラスや、中間層に空気ではなく空気伝導率が低いガスを入れてある方が断熱性が上がります。

通常の複層ガラスよりも、さらに断熱性が高いのが「高断熱ガラス」です。構造は複層ガラスと一緒ですが、部屋側になる方のガラスに特殊な断熱材を塗ってあります。高断熱ガラスとは反対に、部屋の外から入る冷気を遮断してくれるのが「遮断ガラス」です。こちらは、外側になるガラスにコーティングをして、部屋の暖かさを保ちます。

「防音ガラス」は音が外に漏れるのを防いでくれる機能があります。それから、防火に配慮してあるのが「網入りガラス」です。網がガラスの崩落と火が燃え移ることを防ぎます。カーテンやブラインドをつけなくても視界を遮断できるのは「曇りガラス」です。アパートやマンションの廊下側の部屋に使われることの多いガラスです。防犯性に優れた「防犯合わせガラス」という種類もあります。特殊な中間膜を2枚のガラスで挟んであるので、泥棒がガラスを破って入ろうとしても貫通することができないので安心です。

何を重視してガラスを選ぶ?

ガラスは種類が豊富なので、何を重視するかで選び方も変わります。普段は使用しない部屋だから、とりあえずガラスを入れればいいなどの理由で「金額を重視」するならフロートガラスです。フロートガラスは普通の透明ガラスで特別な機能性はありません。しかし、透視性や採光性が高く、価格が安価なのが特徴です。

「安全性を重視」したい場合は強化ガラスを選びます。強度が高いので、多少のことでは割れません。小さな子供がいる家庭などでは、ガラスに物がぶつかっても割れにくいので安心です。さらに、万が一割れてしまったとしても、一般的なガラスのように破片が尖りません。粒状になるので誤って触れてしまっても怪我をしにくいのが特徴です。

「機能性を重視」するなら先ほど紹介したガラスの中から選ぶことができます。快適に過ごせるよう断熱性を重視するなら複層ガラスや高断熱ガラスなどですが、断熱機能と防犯機能の両方を併せ持つタイプもあるのでチェックしてみてください。快適・安全に生活するためにも機能性の高いガラスを選びたいものですが、機能性がアップするほど価格も上がります。ただ、断熱性の高いガラスを選んだ場合、ある程度一定に部屋の温度を保つことができるので光熱費が抑えられるというメリットがあります。長期的に使用することを意識し、希望する機能性や予算を照らし合わせて考えてみてください。

ガラスを入れる場所も考慮しよう

ガラスの場所

ガラスを選ぶ際は、部屋の位置も考慮すると良いでしょう。例えば、南側で日当たりの良い部屋の窓を選ぶ場合です。夏に気温が上がりやすい地域で、部屋の前に日光を遮断する軒や植木などがない環境でしたら遮断タイプのガラスを選びます。逆に、夏でも直射日光が当たりにくく、冬は部屋がなかなか温まらない環境でしたら断熱タイプが向いています。

一方、北側の部屋は直射日光が当たらず、部屋の熱がガラスから逃げやすい方角です。冬に暖かい空気が逃げないよう、断熱タイプのガラスを使った方が良いでしょう。東の部屋は朝日が入ると熱が1日中とどまりやすいですし、西は西日の入る部屋なら夜にかけて熱がこもります。どちらの方角も目の前に直射日光を遮断するものがない場合は、遮断タイプのガラスを選ぶと安心です。

それから、天窓や出窓にもガラスが使われます。天窓や出窓には安全性の高い強化ガラスを選びましょう。地震や衝撃で万が一割れてしまった場合でも、怪我をするリスクが減ります。出窓は壁からせり出ているため、雪や雨風の影響を受けやすい状態です。台風の多い地域や雪の多い地域では、雪や暴風雨の影響でガラスが破損する可能性もあるので強化ガラスにしておくと安心です。ちなみに、網入りガラスと強化ガラスは混同されることが多いのですが、目的が違います。網入りガラスは防火対策になるので隣家との距離が近い地域や、飲食店や火気のある工場が近くにある場合は選ばれることがあります。しかし、通常の破損を考えたときに安全性が高いのは強化ガラスです。違いを考慮して選びましょう。

まとめ

まとめ

ガラスにはいくつもの種類があり、目的もさまざまです。それぞれの違いや特徴を知っておけば、実際にガラスを選ぶときに役立てることができるでしょう。また、価格を重視するのか機能性を重視するのかによっても選び方は変わります。

機能性が高いほど高価になるので、ガラスを入れる部屋の環境や何を重視するかなどを考えて最適なガラスを選んでください。

ガラスのトラブルならガラスの生活救急車にお任せください