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カテゴリー:ガラスの種類・特徴

目次

建物の窓に使用するガラスには、さまざまな種類があります。強度が高く割れにくいガラスは防犯に活用できますし、視界を遮る工夫がされたガラスは浴室などに適しています。それぞれの目的に応じて使い分けができます。

そんな中で断熱性の高いガラスは、どのような場所に適しているでしょうか。断熱性の高いガラスの種類や特性などを紹介しながら、どんな人に向いているかを解説していきます。ガラスを検討する際のヒントにしてみてください。

断熱性の高いガラスとはどんなもの?

断熱ガラスって?

通常、断熱性を上げる目的で使われているガラスには「ペアガラス」や「真空ガラス」などがあります。どちらも断熱効果が高いことで知られ、一般の住居から飲食店をはじめとした店舗などで使われていることの多いガラスです。

「ペアガラス」は、その名の通りガラスが2枚合わさった状態で1枚の製品に仕上がっています。「真空ガラス」もガラスが2枚使われていますが、この2種類の違いはガラスとガラスの中間にあります。「ペアガラス」の内部は乾燥した空気が入っていますが、「真空ガラス」の内部は真空状態です。どちらも外気の影響を抑えるという目的で作られており、断熱効果を備えています。

「ペアガラス」は複合ガラスという呼び名もあります。「真空ガラス」より早く製品化されていたという経緯から知名度が高く、知っている人は多いのではないでしょうか。「ペアガラス」には、ガラスの表面に特殊コーティングがされたLow-Eガラスを使った製品もあります。Low-Eガラスを使用したものは、さらに断熱性を上げることが可能です。

一方、「真空ガラス」は技術的に難しいといわれてきましたが、商品化されて少しずつ浸透してきています。「真空ガラス」は魔法瓶と同じ効果が期待できると考えていいでしょう。

「ペアガラス」も「真空ガラス」も、一般の1枚だけのガラスに比べると断熱効果は2倍以上といわれています。また、「ペアガラス」と「真空ガラス」ともに、内側にガスを注入したタイプなど細かい種類が出ているのも特徴的です。

オススメその1!結露を防いで掃除を簡単に

断熱性の高いガラスに期待できるのが、結露を防いでくれることです。結露の原因はいくつか考えることができます。料理で発生する湯気や洗濯物を部屋干ししたときの水分、または加湿器の蒸気も結露の原因になります。寒い時期に結露ができやすいのは、これらの水分が冷やされてしまうからです。

「ペアガラス」は内部が乾燥しているので熱を伝えにくく、外気との温度差を抑えてくれるため結露の発生を抑えてくれます。「真空ガラス」も同様です。熱を伝えないことで、ガラス表面にありがちな冷え防止につながります。

ガラス表面の掃除で頻度が高いのが、結露による拭き掃除です。もちろん、ホコリやタバコのヤニ、調理の油なども汚れの原因になります。しかし、こまめな掃除が必要になるのは結露が最も多いといってもいいでしょう。特に寒い時期になると、窓に付着する結露掃除に悩む人は多いのではないでしょうか。

通常のホコリや油汚れなどは、多くても表面を1日に1回程度拭きあげることできれいな視界を維持できます。しかし、結露はひどい場合、1日のうちに何度も拭かなければならないこともあります。窓の数や面積が広いほど、その手間は大変な労力をともないます。

結露しないガラスであれば仕事や育児を抱えている女性は掃除が簡単になり、時間に余裕ができます。高齢者なども拭き掃除の手間が大きく省ければ、体の負担が抑えられるでしょう。

さらに、結露の発生を抑えられればカビの心配もなく、清潔な空間が保てます。

オススメその2!温度差を抑えて光熱費を節約

節約

断熱性の高いガラスに期待できるもう1つのことは、光熱費の節約です。寒い時期の暖房費が負担になっているという場合には、窓から断熱を考えてみましょう。

壁から伝わる外気に比べ、窓から侵入する外気のほうが室内の温度に影響しやすいものです。1枚の窓ガラスの場合は、その周辺の空気もひんやりすることが多く、体感温度も低く感じられるでしょう。例えば暖房に近い部分は暖かく感じても、窓に近い部分は温度が低く寒いと感じることはないでしょうか。

暖房温度を上げても、同じ室内で温度差ができるということはよくあります。断熱性が高いガラスなら、この温度差を防いでくれるでしょう。

もちろん、暑い時期にも外気の影響を軽減してくれます。カーテンなどを適切に併用し、日差しを遮断することも大切ですが、暑い外気をできるだけ侵入させないほうが冷房の効き目は上がります。寒い時期も暑い時期も、1枚のガラスに比べると1年を通したときに光熱費として大きく差が出るのではないでしょうか。光熱費を節約できる条件は、外気からの影響を抑えて快適な室温を作ることです。

さらに、その快適な室温を外に漏らさないこともできます。この相乗効果が期待できるのが、断熱性の高いガラスのオススメのポイントです。冬は暖房が効きにくく、夏は冷房を入れても暑いと感じていたら、窓から光熱費を抑える工夫をするのもいいかもしれません。

まとめ

ガラスの種類

>断熱性の高いガラスは「ペアガラス」と「真空ガラス」の主に2種類があります。

それぞれ外の温度を通しにくく、また室温を逃がしにくいのが特長です。

冬の結露を抑えてくれるので、掃除を楽にしてくれることも期待できます。

さらに冷暖房の効果を上げてくれることで、光熱費の節約にもつながります。

断熱性の高いガラスで快適な暮らしを始めましょう。

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