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カテゴリー:網戸・雨戸の手入れ・メンテナンス

目次

穏やかな気候の時期には、窓を開け、自然の風を感じていたい!と思う方も多いことでしょう。 快適な空気や風のみを室内に取り入れ、虫や飛来物を避けるためには「網戸」を活用するのがオススメです。

長い期間使い続けていると、どうしても網戸は劣化してしまうもの。 端の方からほつれてボロボロになったり、穴が開いたり…トラブルも付き物です。 こんなときには、どう対応すると良いのでしょうか。 網戸の穴や建て付けを修理する際に、知っておきたいポイントをまとめます。

網戸の穴は自分で修理できるのか

網戸修理イメージ

穴が開いてしまった網戸は、網戸としての役割を果たしません。 できるだけ早くなんとかしたいところですが、「いざ修理」となれば「修理費用」も気になるところ。

できるだけ安く済ませるために、「自分で修理できないかな?」と考える方もいるかもしれません。

網戸の修理を自分で行う場合の手順や費用について、詳しく説明していきます。

網戸の穴を自分で修理するための手順

網戸の穴を自分で修理するためには、まず必要な道具を集めましょう。

  • 張り替え用の網
  • 網押さえゴム
  • 網押さえローラー
  • 固定用クリップ
  • はさみ
  • カッター

張り替え用の網や網押さえゴムは、自分で網戸張替を行うための材料となります。 さまざまな種類がありますから、自分の用途に合わせた網、網戸の枠にピッタリのゴムを購入してください。

またゴムの太さがはっきりしない場合は、現在使っているものを取り外し、店舗に持ち込んで比較すると良いでしょう。

「交換したいのは網だけだから…」と、古いゴムをそのまま流用する方もいますが、経年劣化が激しいパーツでもあります。 前回の交換が1年以上前なら、今後のトラブルを避けるためにも新しいものを使った方が良いでしょう。

網押さえローラーは網戸の張替には必須アイテムとなります。 それほど価格も高くありませんから、専用のものを用意しましょう。 作業がぐんと楽になります。

さて、次はいよいよセルフ修理の手順についてです。

  1. 網戸を外し、古い網押さえゴムを取り外す
  2. 網戸の溝をきれいに掃除する(歯ブラシやサッシ清掃アイテムを使うと便利)
  3. 網戸の大きさに合わせて新しい網をカットする(5センチ程度余裕を持って)
  4. 網がたるまないよう注意しながらクリップで固定
  5. 網押さえローラーを使ってゴムを入れる
  6. 余分な網をカットして完成

網戸の溝をきれいにするのは、長年の汚れやボロボロになった網の切れ端が詰まっているためです。 取り除いてきれいにすることで、その後の作業もスムーズになります。

失敗しないためのコツは、最初に少し大きめに網をカットするということ。 余分な部分は最後にカットしますから、余裕を持たせておきましょう。

もっとも難しいのが「角」の部分の仕上げですが、網を対角方向に引っ張りながら作業をすることで、よりきれいに仕上がります。

網戸の建て付けを自分で改善するための手順

次は、建て付けが悪くなった網戸を自分で改善させるための手順です。 ドライバーさえあれば改善できる可能性も高いので、ぜひ挑戦してみてください。

  1. 網戸全体をチェックして、傾き具合や隙間の様子をチェックする
  2. 網戸上部にある「はずれ止め」を緩める
  3. 網戸下部にある調整ねじを回し、網戸の傾きを解消する
  4. 「はずれ止め」を再度固定する

もちろんこれらの修理手順は、網戸の種類やメーカーによっても異なります。 今回紹介した手順は、あくまでも一般的なもの。 自分の家の網戸で挑戦するときには、取扱説明書などをよく読み、確認した上で行ってください。

DIYにかかる費用は?

費用イメージ

DIYでも挑戦可能な網戸の修理ですが、気になるのは費用についてです。 自分自身で作業をする場合、必要となるのは主に「材料代」です。 網戸の張り替えを行う場合、約2,000円で必要な材料を揃えられます。

手間や時間がかかる分、修理にかかる費用は格安だと言えるでしょう。

網戸の修理はいくらくらいかかる?

いくら「自分でできる」と言われても、時間を節約し、より美しい状態に仕上げてもらうため、「業者に依頼したい!」という方もいるでしょう。 網戸の修理を業者に頼んだ場合、先ほど説明した作業を、プロの手でやってもらうことになります。

気になる料金についてですが、網戸のサイズによっても異なります。

  • トイレの小窓など…1,500円~3,000円
  • 通常サイズの窓…2,500円~5,000円
  • ベランダなどに接する大きな窓…3,000円~5,500円

もちろん業者によっても、網戸張り替えにかかる費用は異なります。 依頼するときには、

  • 料金内にどのような作業が含まれるのか
  • 出張費はどうなっているのか

など、気になる点を全て解決するようにしましょう。 後のトラブルを防げます。

修理ではなく貼り付けの場合は?

網戸に穴が開いてしまったときには、「網戸全体を張り替えて修理する」方法以外にも、「穴が開いた部分に専用のシールを張り付ける」という方法もあります。 全体を修理するよりも手軽に挑戦できる点が魅力です。

網戸を貼り付けでなんとかしようとする場合の手順を紹介します。

  1. 網戸補修用の専用シートを用意する
  2. 穴の大きさよりも、少し大きめにカットする
  3. 裏と表から挟み込むようにして貼り付ける

網戸補修用の専用シートは、ホームセンターや百円ショップで手に入ります。 穴の大きさに合わせて、購入するシートを選択しましょう。 裏面には粘着シートがついているので、裏と表から挟むようにするだけで修理が完了します。 シートを貼り付ける前に、汚れを除去しておくとより美しく仕上がるはずです。

この方法のメリットは、以下の3つです。

  • これまで網戸修理をしたことがなくても、手軽に実践可能
  • 必要な費用はシート購入費のみ
  • 500円玉程度の穴まで対応可能

とにかく手軽で素早く作業を完了できる点で、人気を集めています。 しかし一方で、デメリットもあるので注意しましょう。 考えられるデメリットは以下の3つです。

  • あくまでも応急処置に過ぎない
  • 大きな穴には対応できない
  • 見た目が悪い

手軽な修理方法ですが、シートをペタリと貼り付けるだけですから、あくまでも応急処置となります。 根本的な解決をするためには、いずれ全体の修理を検討するべきでしょう。

またあまり大きな穴には対応できません。 無理矢理シートを貼り付けても、隙間が空いてしまうことが考えられます。

最後に見た目の問題ですが、やはり全体修理をした場合と比べて、悪くなってしまいます。 気になる方は、最初から全体修理を検討した方が良いでしょう。

まとめ

相談イメージ

網戸に穴が開いてしまったり建て付けが悪かったりすると、日常生活の中で小さなストレスが積み重なっていってしまいます。

気候の良い時期であるにもかかわらず、「窓を開けるのが嫌で、ついエアコンに頼ってしまう」なんて生活にもなりかねません。 心や体の健康に悪い影響を与えるほか、光熱費の上昇にもつながってしまうでしょう。

もし網戸に何らかのトラブルが現れたときには、速やかに対応するのがおすすめです。 DIYでの作業も可能ですが、確かに手間がかかるもの。 自分一人で行うのは大変かもしれません。

DIY作業のメリットよりもデメリットの方が気になるときには、潔くプロに依頼をしましょう。

依頼先は地域のガラス屋さんやサッシ屋さんとなります。 今回挙げた費用は、あくまでも目安。

窓の大きさやお店によっても修理費用は異なりますから、まずは一度見積もりを依頼してみましょう。 快適な空間を手に入れられるはずです。

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