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カテゴリー:ガラスの交換・修理

目次

新築で家を建てた際や中古住宅を購入した後に、窓を増設や後付けをすることは可能です。どんな窓でどんな効果が期待できるのか、ここでは窓の増設に関するリフォームをご紹介いたします。

窓の増設・窓の後付け 窓を追加で作るリフォームのメリット

窓の増設はできる?

窓を増設できる家と、できない家があります。それは窓を設置すると耐震性能や建物の構造に影響してしまうかどうかです。 壁や柱を減らすことで建物の寿命は縮まってしまうため、増設の際は専門家にしっかりと見てもらう必要があります。

窓を増設できる家と、できない家があります。それは窓を設置すると耐震性能や建物の構造に影響してしまうかどうかです。
壁や柱を減らすことで建物の寿命は縮まってしまうため、増設の際は専門家にしっかりと見てもらう必要があります。

増設できる窓の種類

増設できる窓の種類は、主に天窓・高窓・地窓・出窓・室内窓・掃き出し窓・腰高窓などがあります。
住宅の構造や環境によっては増設が難しい場合もあります。

天窓(トップライト)

天窓(トップライト)

住居の屋根に設置された窓のことで、トップライトとも呼ばれます。
日光をしっかり取り込むことができますが、熱も一緒に差し込むため遮熱効果のあるガラスを設置されている場合が多い窓です。

高窓(ハイサイドライト)

高窓(ハイサイドライト)

天井に近い壁面に設置された窓のことで、ハイサイドライドとも呼ばれます。
隣接している家がない場合、プライバシーを守りながら光を取り込むことができ、開放感が生まれる窓です。

地窓(じまど)

じまど

床に近い壁面に設置された窓のことで、お庭があるお宅に人気の窓です。
廊下や玄関などに設置すると、足もとから光を取り込むことができるので、明るい雰囲気にすることができます。

出窓

出窓

住居の壁よりも外に張り出た窓で、室内空間を広く見せる効果があります。
張り出た部分がカウンターになるため、窓辺のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。

室内窓(壁面小窓)

室内窓(壁面小窓)

室内にある壁をくり抜いて窓を設置します。
壁で空間をしきりつつ、部屋に光を取り入れることができるので最近人気の窓リフォームです。

掃き出し窓・サッシ

掃き出し窓・サッシ

窓の下部分が床まである窓のことです。
ベランダや庭に続く窓で、住居のなかで一番大きい窓であることが多いため、断熱効果のある窓にすると冷暖房の効きがよくなり省エネにつながります。

腰高窓

腰高窓

腰の高さの位置の壁面に設置された窓のことです。
人の出入り用ではなく部屋に光を取り込むためや換気のためにあり、落下防止の手すりや柵を設置されてることがあります。

窓を後付けで内窓にできる?

窓を後付けで内窓にできる?

既存の窓に後付けで窓を取り付ける「内窓(二重窓)」にすることは可能です。
既存の窓に室内や室外から窓を後付けして内窓・二重窓にすることができ、大きな工事がなくても窓リフォームができるので人気です。

内窓・二重窓の効果

内窓・二重窓には断熱・防音・防露・防犯の効果があります。
寒い地域では一般的な内窓・二重窓ですが、最近では冷暖房の効きが良くなる上防音もできるということで注目されています。

窓リフォームの費用の目安は?

窓のリフォームにかかる費用は窓の大きさやガラスの種類で変動し、さらに壁を壊したり加工が必要な場合はここでご紹介する費用よりも高くなる可能性があります。
工事の日数は3日~7日間が目安です。複数の業者から見積りをもらい、納得できる作業と費用を見つけましょう。
下記でご紹介する相場は、あくまでも目安としてお考えください。

リフォーム内容 費用の相場
天窓を増設する 300,000~500,000円
高窓を増設する 100,000~300,000円
地窓を増設する 100,000~200,000円
室内窓(壁面小窓)を増設する 50,000~150,000円
掃き出し窓を増設する 150,000~250,000円
腰高窓を増設する 120,000~200,000円
内窓(二重窓)にする 80,000~150,000円

内窓設置でもらえる補助金制度

リフォームの補助金制度は「改修」でないと申請ができないものが多い為、窓の増設では補助金を受け取れない可能性が高いですが、内窓の場合は補助金を受け取ることができます。
他にも減税ができる制度もあります。

主な補助金制度・減税制度

ここでは主な補助金制度・減税制度をご紹介致します。
地方自治体による住宅リフォームの補助金制度などは、住宅リフォーム推進協議会の「住宅リフォーム支援制度検索サイト」で探すことができます。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

目的 趣旨
全国の既存住宅において、省CO2関連投資によるエネルギー消費効率の改善と低炭素化を総合的に促進し、 高性能建材を用いた断熱改修を支援事業する事業です。
補償額
〇 戸建住宅1戸当たりの上限額 120万円
〇 集合住宅1戸ごとの上限額 15万円
(このうち、玄関ドアは戸建住宅1戸当たり:5万円/集合住宅1戸ごとに:5万円)

対象となる製品や詳しい対象工事内容は、下記の公式HPでご確認ください。対象となる期間や申請期間などもすでに決まっておりますので、ご注意ください。

こどもみらい住宅支援事業

目的 趣旨
こどもみらい住宅?援事業は、?育て?援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、?育て世帯や若者夫婦世帯による?い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、?育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
補助事業 対象者
・注文住宅の新築(建築主)
・新築分譲住宅の購入(購入者)
・リフォーム(工事発注者)
※ただし、注文住宅の新築および新築分譲住宅の購入については、子育て世帯又は若者夫婦世帯が取得する場合に限ります。
補償額
〇 注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入の場合
住宅の省エネ性能等に応じて60万円~100万円
〇 リフォームの場合
実施する補助対象工事および発注者の属性等に応じて5万円から60万円

対象となる製品や詳しい対象工事内容は、下記の公式HPでご確認ください。
対象となる期間や申請期間などもすでに決まっておりますので、ご注意ください。

リフォームの減税制度

概要
減税制度を利用するには、定められた期間内に、工事証明書等の必要な書類と共に税務署や市区町村等に申告する必要があります。
減税の種類
〇 所得税の控除
投資型減税 控除期間:1年 改修工事を完了した日の属する年分
最大控除額25万(省エネ・長期優良住宅化リフォームなど)

ローン型減税 控除期間:改修後、居住を開始した年から5年
最大控除額62.5万

住宅ローン減税 控除期間:改修後、居住を開始した年から<b最大13年
最大控除額480万

〇 固定資産税の減額
省エネリフォームの場合
軽減額:固定資産税額の1/3
長期優良住宅化の場合
軽減額:固定資産税額の2/3

詳しい減税内容などは、下記の公式HPでご確認ください。
対象となる期間や申請期間などもすでに決まっておりますので、ご注意ください。

補助金と減税は併用できることもある!

補助制度と減税制度と併用ができます。
控除対象金額から補助金を引いたうえでのリフォーム工事金額が要件を超えていることが必要となるので、注意しましょう。

対象となる窓の製品があります!

補助金や減税には、対象となる製品があります。たとえば複層ガラスや樹脂サッシなどの省エネ効果(断熱・遮熱)があるものです。
窓を増設するだけでなく、機能があるガラスにする必要があります。制度によってはその制度で登録されている製品でないといけない場合もありますので、注意が必要です。

制度の期間や予算が決まっています

補助金や助成金の制度には、申請できる期間やその制度の予算が決まっています。
リフォーム工事の日程を決める際にその期間内であるかなどを事前に、リフォーム会社と確認をしておくことが大切です。
提出に必要な写真や証明書など不備がないように、ご自身でチェック項目を準備しておくと安心です。

受給は後払いが多いので注意!

補助金や助成金で注意したいのがお金を受け取るタイミングです。後払いで受給されることが多い為、工事で必要となる費用は事前に全額準備しておくことが必要となります。

省エネ効果のある窓とは?

省エネ効果のある窓とは?

まず省エネとはどんなことか知っておく必要があります。

省エネとは、「省エネルギー」の略です。石油や石炭、天然ガスなど、限りあるエネルギー資源がなくなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。

引用:経済産業省 資源エネルギー庁HP

つまり窓の「省エネ」とは、冷暖房の効きを良くする窓ということです。
ただ暑い季節に冷房を付けずに窓を開けるだけにすることや、寒い季節は室内でも厚着をするということとは違い、快適に過ごしながら省エネ・節電ができるのが複層ガラスや内窓(二重窓)などです。

複層ガラスの効果とは?

複層ガラスは空気の層により、窓から熱が移動しにくくなるため冷暖房の効きが良くなる効果(断熱効果)があります。

複層ガラス(ペアガラス)

2枚のガラスを組み合わせた複層ガラスで「ペアガラス」とも呼ばれます。

2枚のガラスを組み合わせた複層ガラスで「ペアガラス」とも呼ばれます。ガラスとガラスの間にある「中空層」には特殊ガスや真空など様々です。

窓のリフォームはどこに頼めばいい?

窓のリフォームのご依頼は、リフォーム会社・工務店・生活救急車などにできます。おすすめは気になる業者全てに見積りをもらうことです。

相見積りでわかる工事内容と費用の違い

「相見積り」がおすすめ

窓ガラスリフォームは、業者によって提案する内容や予算が異なる場合があります。それは業者独自の技術や部品を準備するルートが違うためです。
より納得できる作業や費用を見つけるには、複数の業者に見積りをもらう「相見積り(あいみつもり)」が大切です。

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