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カテゴリー:ガラスの手入れ・メンテナンス

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窓枠にいつの間にかカビが生えていたという経験をしたことはありませんか。湿気や結露などが原因で、窓枠には季節を問わずカビが発生する可能性があります。毎日なんとなく見ている窓枠だからこそ、カビの発生になかなか気が付きにくいこともあるかもしれません。そのため、窓枠の掃除はカビが発生する前に定期的に行うべきといえるでしょう。

そこで今回は、どの程度の間隔で窓枠を掃除するべきか、また掃除の仕方などについて詳しく解説していきます。

季節や窓の状態によって柔軟に掃除頻度を変えよう

ガラス掃除

窓枠の掃除はもちろん毎日行うことが理想です。しかし、それだとかなりストレスに感じてしまう恐れがあるので、窓の状態によって掃除の頻度は柔軟に変えていきましょう。梅雨の時期や真冬で窓が結露するときはほとんど毎日、窓および窓枠の水気を拭き取ってください。場合によっては1日に2〜3回と、水分が付着する頻度に応じてこまめに拭き掃除を行うことが大切です。

特に、すでにカビが生えてしまったことがある窓枠には、まだ根が残っている可能性もあります。根があるにもかかわらず窓に水分が付着している状態が続くとカビがどんどん繁殖してしまうので、頻繁に拭き取ることが大切です。

水分を取り除く掃除は毎日行う必要がありますが、その度に洗剤を使用する必要はありません。洗剤やカビ取り剤などを使って窓を本格的に掃除するのは、それぞれの窓の状態にもよりますが、湿気が多い時期でも1週間に1度程度で結構です。また、湿気が少ない時期の窓枠の掃除は、半月かひと月に1度程度でも問題がない場合があります。窓の状態を観察したり住んでいるエリアの湿度などをチェックしたりして、カビが発生しやすい条件が整っているかどうかを適切に判断してください。ただし、開け閉めを頻繁に行う窓やタバコを吸う部屋の場合、他の窓に比べて汚れやすくなるので頻繁に掃除をする必要があります。窓や窓枠に汚れが付着するとカビが発生しやすくなるので注意が必要です。

窓枠掃除の頻度を減らす強い味方

窓枠にカビが生える原因のひとつは水分なので、窓周辺に水気がなければ理論上はカビが発生しにくいということになります。窓枠を掃除する頻度を抑えたいなら、便利なアイテムを活用して水滴が付着しにくい状態を作ってみてください。

結露防止スプレーは、窓にスプレーするだけで結露を防いでくれる効果が高いアイテムです。スプレーすることでガラスの表面に膜ができ、水分が付着しにくい状態にします。スプレーによっては防カビ剤が含まれているものもあるので、よりカビを発生させにくくすることができるでしょう。ただし、効果は永久には続かないため、定期的にスプレーし直す必要があります。

結露を防ぐ別のアイテムに、結露防止フィルムなどもあります。結露防止フィルムは窓ガラスに貼るためのものが多いですが、中には窓枠に使用することを目的としたテープも売られています。窓枠用のテープは結露を防いでくれるだけではなく断熱効果も得られるため、一挙両得なアイテムといえるでしょう。

ただし、テープだけでは結露を完全に防ぐことができなかったり、結露した場合の水分を吸収する効果がなかったりするものも多いです。したがって、これらのアイテムはあくまで掃除の頻度を減らすものとしてとらえる必要があり、使用したからといって全くカビ対策や窓の掃除をしなくても良いと考えるべきではありません。

それでも窓枠にカビが生えてしまった!どうやってきれいにする?

どんなに気をつけて窓枠を掃除していたとしても、カビが発生してしまう可能性はゼロではありません。カビが生えてしまったときでもすぐに対処すれば、被害を最小限に食い止めることが可能です。カビの発生に気がついたら、放っておかずすぐに塩素系漂白剤などを使用してカビを落としていきます。

カビをそのままにしているとどんどんと広がってしまうほか、根が強力にはられるため除去しにくくなります。カビ取り剤を使用するときは窓枠を傷めない種類のものを選んでください。重曹もカビ取り剤として利用可能ですが、アルミサッシの場合にはダメージを与えてしまう恐れがあります。

カビを取る前に、まずは窓枠についたホコリやゴミなどを掃除機などで取り除いていきます。カビ取り剤をカビに対してスプレーした後は、サランラップなどをスプレーした部分にかぶせます。ラップをかける理由は、スプレーをしただけではカビの表面にしか効果が現れず、根元まで作用がおよばない恐れがあるからです。ラップをすることでカビ取り剤の乾燥を防ぎ、時間をかけて根元にまで成分を浸透させることが可能となります。ある程度の時間がたったらラップをはがし、水拭きしてカビを取り除きましょう。カビを除去するときは換気を行ってください。とりわけ塩素系のカビ取り剤を使用するときには部屋を閉め切らないように注意する必要があります。

まとめ

時間があれば毎日でも窓枠の掃除はしたいものですが、忙しくてそれはかなわないという人も多いでしょう。水分をこまめに拭き取ったり結露をしないような工夫を施すことで、カビの発生を防いだり掃除の期間を長くしたりすることが可能となります。

今回の記事を参考にして、ぜひカビのないきれいな窓を手軽に手に入れてみてください。

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