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カテゴリー:ガラスの手入れ・メンテナンス

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ガラスは決して安くないにもかかわらず、破損しやすいパーツです。特に、外気にさらされ続けている窓ガラスは壊れやすい箇所なので注意して扱いましょう。窓ガラスを長持ちさせるためには、ふだんからメンテナンスを行う意識も重要です。

しかし、メンテナンスに慣れていない人はどんなポイントをチェックすればいいのか分からないでしょう。この記事では、窓ガラスを長持ちさせるために大切なメンテナンスや修理について解説します。

ガラスの細かいヒビも放置しない!見つけたらすぐに対処しよう

すぐに対処

窓ガラスは非常に傷つきやすい物です。そのため、よく目をこらせば細かい汚れやヒビが無数にできている可能性もあります。汚れに関してはクリーナーを使って拭き取ればきれいになりますが、問題はヒビです。窓ガラスのヒビは自然に直ることがありません。そのため、放置しておくと広がっていくリスクが高まります。最初は小さなヒビでも、対応が遅れたことで悪化し、窓が割れてしまう原因になりかねないのです。

自分で行う補修の仕方として一番簡単なものは市販のガムテープでの補修ですが、見栄えは悪くなります。その他の応急処置としてはカー用品のフロントガラス補修材で補修するという手もあります。ただし、窓ガラスとフロントガラスはガラスそのものの性質が違うので、完全な補修は出来ません。見た目がきれいになったとしてもそのままの状態で放置はせず、業者に見てもらうのが安心でしょう。

ガラスは種類によってもヒビの入りやすさが異なります。一般的なガラスのほか、網ガラスなどはヒビが入りやすく、こまめなメンテナンスが必要とされます。

一方、強化ガラスを使った窓は他の種類よりもはるかに硬質であり、ヒビが入りにくいのが特徴です。そのため、強化ガラスに関してはメンテナンスを怠ってしまう人も少なくありません。しかし、強化ガラスは「ヒビが入りにくいかわりに、いざ耐久度を超える衝撃を受けた際、簡単に割れる」という性質をそなえています。強化ガラスは一般的なガラスのようにヒビが入った状態でもある程度持ちこたえることがあまりなく、すぐに砕け散ってしまうので、ヒビを見つけたらすぐに修理してもらうようにしましょう。

アイテムや掃除の仕方を工夫してガラスを長持ちさせる

窓ガラスを長持ちさせるには、さまざまなアイテムを駆使しましょう。たとえば、窓ガラス全体をカバーする「保護フィルム」は有名です。フィルムそのものは透明なので、窓にかぶせても景観は損なわれません。保護フィルムは窓を外気やホコリ、ゴミなどから守ってくれます。

また、台風の時には特に窓ガラスに注意が必要です。まず、基本の対策としては、ベランダの外に鉢植えのような強風で飛んでしまう可能性のあるものを置かないことです。台風の時には風だけでガラスが割れることはなく、割れる場合は何かがガラスにぶつかった時だからです。しかし、他の家からものが飛んでくるという場合もあります。そんな時は、例えば上記のような保護フィルムを使うことは台風時にも有効で、その他、窓ガラスが割れても飛散しないようにガムテープなどでバツ印や米印に補強することも効果があります。また、最近では元々、畑や庭木を防風から守るために使われていた防風ネットを賃貸も含めた一般家庭でも使う人が増えてきています。この防風ネットを使えば、物が飛んできてもガラスに到達する前に防げるので、より高い精度でガラスの被害を防ぐことが出来るでしょう。

毎日の掃除に工夫するだけでも、窓は長持ちします。汚れの蓄積、間違った掃除によるガラスの傷みで、ある日突然ガラスが割れてしまう可能性もゼロではありません。正しい窓拭きとしては、第一に「まずはホコリを払う」ことを意識します。大きなホコリと一緒に窓を拭いてしまうと擦り傷になって、ゆくゆくはヒビを生んでしまいます。カーテンレールや網戸のホコリをしっかりと取ってから、拭き掃除に移りましょう。

ガラスクリーナーの拭き残しも窓を傷ませます。クリーナーは適量を守って使用するようにしましょう。クリーナー、水拭き、最後に乾拭きできれいに仕上げるのが窓ガラスに優しい掃除の手順です。

経年劣化を遅らせる方法

業者

ガラスを長持ちさせるには上記のような方法が有効ですが、それでもいつかはガラスの寿命がきて、交換することになります。これはどんなガラスでも経年劣化により、だんだんともろくなってしまうからです。しかし、こうした場合でも経年劣化の原因を知り、その対策をすることで劣化を遅らせることは出来ます。

例えばガラスにダメージを与え、劣化させる原因の一つとしては熱があります。熱によってガラスに負担がかかり、ヒビが入ったり割れてしまうことを熱割れといいますが、これは熱によりガラスの一部が膨張してしまうことが原因です。ガラスの一部が膨張すると、膨張していないガラスの部分との間に負担が生じてしまい、そこに亀裂が生じてしまうことがあるのです。そうした事態を生む原因の一つとしては西日のような強い日差しがありますが、他にもカーテンの使い方があります。例えば、カーテンと窓の間には熱がこもりやすいですが、カーテンの開け方が中途半端だと、ガラスの端にのみ熱が籠りやすい状態になり、そこのガラスの部分に負担が生じます。その為、日中カーテンを開ける場合はしっかりと端まで開けることで、ガラスの熱による負担を減らすことが出来ます。

熱以外の経年によるガラスが割れてしまう原因としてはサビ割れがあります。これは耐火用の網入りガラスの中のワイヤーのサビが原因で、そのワイヤーの周辺にヒビが入るというものです。このサビ割れの主な原因は雨水や結露がサッシの内側に入り、パッキンの中で腐食することです。その為、日々のお手入れとして結露や雨水がパッキンの内側に玉足らないように拭き掃除をすることがガラスの長持ちにも繋がります。また、こうしたパッキンの内側に水が入り込むという事態は業者が丁寧なパッキンの処理を行っていれば防げるということも多いです。その為、もしサビ割れを見つけたら信頼できそうな業者を探し、改めて施工をお願いするということも一つの手です。

まとめ

ヒビに注意

窓ガラスを守るには、まず「ヒビや汚れを防ぐ努力」が肝心です。

フィルムなどで窓を守り、こまめに窓の状態もチェックしましょう。そして、万が一、ガラスにヒビや、そのほかの異常を見つけたら業者を呼んで修理するなど早急に対応する必要があります。

窓ガラスは繊細なパーツなので、修理の確実性を求め長持ちさせるにはプロフェッショナルの力を借りましょう。

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