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カテゴリー:ガラスの手入れ・メンテナンス

目次

ガラス製品は、私たちの生活の中で身近なアイテムです。 窓ガラスはもちろんのこと、瓶やコップ、水槽やガラステーブルなど…「使わない日はない」と言っても過言ではないでしょう。

透明感のあるガラスは、どんなインテリアとも馴染みやすく、またさまざまな場面で私たちの生活を支えてくれています。

しかし、いざ「割れてしまった!」となると、「どう処理すれば良いのか、捨て方がわからず困る!」という方も多いのかもしれません。 身近なガラス製品が割れてしまったときには、それぞれをどう処分するべきなのか、わかりやすくお伝えしていきます。

なお、今回お伝えするのは、あくまでも汎用的なルールにのっとった一般的な意見です。 自治体によっては、それぞれ独自のルールを適用しているケースもありますから、捨てる前にはよく地域のルールを確認してください。

割れたガラス瓶の捨て方

割れたガラスイメージ

ガラス瓶はリサイクルできる品として、ごみに出す地域も多いことでしょう。 しかしガラスの瓶が割れてしまった場合は、「割れ物」として「不燃ごみ」になるので注意してください。

割れた瓶や破片は、厚手の紙で全体をしっかり包みます。 新聞紙などの薄い紙を使う場合には、何重にも巻くことでケガを防ぐことができます。 巻いた新聞紙はガムテープでしっかりと閉じ、「割れ物注意」などと記して、不燃ごみとして出します。

「ガラス瓶はリサイクル」という意識が根付いた今、「割れていてもリサイクルできるのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、一度割れてしまったガラス瓶は危険度が高く、リサイクル事業に関わる人がケガをしてしまう恐れがあります。 ごみと認識し、安全に捨てることが大切です。

割れたガラスのコップの捨て方

冷たいお茶やジュース、お水などを飲むときに欠かせないのが、ガラスのコップです。 日常生活の中で使う機会が多いものだからこそ、ついうっかり落として、割ってしまうこともあるでしょう。 このような場合には、どのように処理すれば良いのでしょうか。

ガラスのコップが割れてしまったら、まずはケガをしないよう、家族の安全を確保しましょう。 大きな破片を手で取り除いたら、掃除機で細かい破片を吸い取ります。

これでもまだ、目に見えない小さな破片が残っている可能性もありますから、ガムテープなどを丸め、床をぺたぺたと掃除するのもオススメの方法です。

全ての作業は、きちんと軍手をはめ、スリッパを履いた上で行ってください。

集めた破片や割れたコップは、瓶のときと同様に厚手の紙や新聞紙にくるみます。 ビニール袋に入れ、「割れ物危険」と書いた上で、燃えないごみとして出しましょう。

「すぐに出すのが面倒だ」という場合には、ある程度溜まるまで家で保管するケースもあるかもしれません。 このような場合も、破片が思わぬ事故につながる可能性があります。 安全を確保できる方法で保管しておくのがベストです。

割れたガラスのテーブルの捨て方

瓶やコップと比較して、大きさがネックになりやすいのがガラスのテーブルです。 雰囲気を高めるため、ガラス素材の天板を採用したテーブルは少なくありません。

しかしガラスを使っている以上、破損のリスクは避けられません。 本当に割れてしまったときには、どう対応するべきなのでしょうか。

まずは、家族がケガをしないように安全を確保しましょう。 その上で大きな破片を集め、小さな破片を掃除していきます。 ケガをしない環境が整ったら、落ち着いてガラステーブルを処分するための手順について考えましょう。

まず確認するべきなのは、ガラステーブルの構造についてです。 全てがガラスでできたテーブルというのは非常に珍しく、ほとんどの場合、ガラスと何か別の素材を組み合わせて作られているはずです。

もし、割れてしまったガラス部分にその他の素材がくっついていないなら、「ガラス類」として処分ができます。

厚紙や新聞紙にくるみ、「割れ物危険」などと書いて決められた日に出してください。 ガラス以外のテーブル本体は、「粗大ごみ」として出します。 サイズが大きい場合には、特別料金を支払い、回収にきてもらえる自治体もありますから、確認してみると良いでしょう。

もしガラス部分にその他の素材が付着しているなら、残念ながら「ガラス」として処分することはできません。 ガラステーブル全体を「粗大ごみ」として出してください。

割れたガラスの水槽の捨て方

ガラスは、水槽にも使われています。 割れてしまったときの対処法は、水槽のサイズ、そして自治体のルールによって異なります。

ガラスの水槽には、ガラスだけではなくプラスチックの枠や水槽用の部品がセットになっているケースがほとんどです。

簡単に取り外せるものは、取り外して分別しておきましょう。 ガラスにピッタリとはまっている枠などは、無理に外そうとすると危険ですから、そのままごみにします。

ガラス部分は、回収する人や処理をする人がケガをしないよう、厚紙や新聞紙でくるみ、割れ物であることを明記して収集場所へと出してください。

大きな水槽の場合は、自治体のルールによって「ガラスごみ」や「不燃物」ではなく、「粗大ごみ」として扱われるケースがあります。 自分が持っているサイズの水槽がどのように扱われるのか、担当者に事前に確認しておくと安心して処理できます。

割れたガラスの食器の捨て方

ガラスのボウルにガラスの器、ガラスのお皿などは非常に涼しげで人気の食器です。 しかし陶器と同じく、割れてしまうこともあるでしょう。 身近なアイテムだからこそ、きちんとした処分の仕方も頭に入れておいてください。

割れたガラスの食器の処分方法は、基本的に割れたコップなどと同じです。 割れた食器、破片を集め、けがをしないように紙でしっかりくるみましょう。

専用のごみ袋に入れてしっかりと口を止めたら「割れ物危険」などと記載して、不燃ごみの日に出します。

まとめ

割れた窓

毎日の生活を便利にしてくれる各種ガラス製品ですが、割れたときには、凶器になってしまう可能性もあります。

正しく掃除をして、そして正しくごみとして処分することが求められます。 きちんとした捨て方のルールを身につけておけば、いざというときに困ることもなくなるでしょう。

これ以外にもガラス製品は数多くありますが、たとえば窓ガラスなど、大きなものが割れてしまったときには、専門の業者に依頼するのがベストです。

危険なガラスの片付けから、割れたガラスの処分、そして新しいガラスへの交換作業まで、全てを請け負ってくれるので安心して依頼できます。

それ以外のガラス製品は、自分で安全に処理しましょう。 基本的には、ごみを収集する人やその後の処理に携わる人がケガをしないように気遣うことが求められます。

ただしごみ収集に関するルールは、自治体によっても細かく異なっています。 ガラスのごみ一つをとっても、「燃えないごみ」として収集する場所もあれば、「割れガラス」として集中して収集する自治体もあります。

粗大ごみについても同様で、どのサイズから「粗大ごみ」と扱うのかは、地域によって差があります。 自治体独自のルールブックなどでよく確認しましょう。

最初にもお伝えしたとおり、今回紹介したのは、あくまでも一般的なルールで、全ての自治体に当てはまるというわけではありません。

実際に割れたガラス製品を処分したい!と思ったときには、住んでいる地域のルールを確認するところからスタートしてください。

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