カテゴリー:ガラスの手入れ・メンテナンス
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窓ガラスがきれいな状態で保たれていると、部屋の中が明るくなって快適に暮らすことができます。
とはいうものの、窓ガラスのお手入れは手間がかかって大変、と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は手軽で簡単にお手入れをするためのいくつかのポイントについて詳しく解説しましょう。
掃除は雨の日が最適!
まず、窓ガラスの掃除をする際は適した日を選びましょう。どのような日が適しているかといえば、窓ガラスを指でこすった時に抵抗感がなく、指がつるっと滑るくらいの湿度がある日です。
これは、ある程度の湿度があると汚れが浮きやすくなることが大きな理由です。
そのような点からも、掃除は小雨がぱらつく日にするのをおすすめします。湿度も充分にありますし、とりわけマンションやアパートに住んでいる人の場合、晴れた日に窓ガラスの掃除をすると隣や下の階に住んでいる人の洗濯物などを濡らしてしまう可能性があるためです。
季節としては梅雨や雨の多い秋の時期がよいでしょう。窓ガラス掃除というと年末の大掃除の際に行う人が多いかもしれませんが、冬は乾燥しやすいのであまりおすすめできません。
大晦日などに大掃除で窓ガラス掃除をしたい場合には、秋の時期にあらかじめ念入りに掃除しておくと楽になるでしょう。
内側と外側では掃除方法が異なる!
窓ガラスの内側と外側では汚れの原因が異なるため、掃除方法が異なります。外側の汚れの原因は雨や風で運ばれた土砂のほか、黄砂や花粉などです。
一方、内側は台所の窓の場合は油を含んだ水蒸気が大きな原因ですし、それ以外の部屋の窓は室内のホコリやカビ、手アカなどが原因になります。
そのため、窓の外側を掃除する場合は水だけでも充分汚れを落とすことができますが、内側を掃除する際には洗剤などを使用しましょう。
きれいな状態を保つためには内側と外側の両方をしっかり掃除することが大切です。
新聞紙やストッキングが便利!
窓ガラス掃除を行う際、おすすめなのが新聞紙やストッキングで拭く方法です。とりわけベランダが防水仕様になっていないためあまり水を使用することができない、という場合には試してみるとよいでしょう。
新聞紙のインクにはツヤだし効果と曇り止め効果があります。15センチ角程度の大きさにちぎってくしゃくしゃに丸め、水も洗剤もなにもつけずに乾拭きしましょう。
汚れが目立つ場合には、少し水をつけて拭いてもかまいません。また、ストッキングは化学繊維でできているため、静電気でホコリを寄せつける効果があります。
手袋のような感じで手にはめたり、丸めてだんご状にしたりすると掃除しやすいでしょう。スクイジーというT字型のワイパーも便利です。大きなゴムベラが洗剤や汚れなどの濡れた汚れを一気にかき集めてくれるため、掃除のプロも多く利用しています。重すぎるものは使用するのが大変なので、購入する際には長時間持っていても疲れないようなものを選びましょう。
そのほか、汚れを取りにくい角の部分などには歯ブラシを使用するのがおすすめです。ただし、あまり力を入れすぎるとゴムの部分が変形してしまうので注意が必要です。
窓ガラスを掃除する際に気をつけておくべきポイントとは
窓ガラス掃除をする際に気をつけるべきポイントとしてまず挙げられるのは、窓ガラスは1枚ずつ順番に掃除していくということです。
つい最初に洗剤を窓ガラスに吹きつけておいて一気に仕上げたくなりますが、いくら洗剤や水で汚れを浮かせても、時間が経つと乾燥してしまうため洗剤や水をつけた意味がなくなってしまいます。
一度に終わらせてしまおうとせず、1枚ずつ順番に行っていきましょう。また、洗剤を使用する時は窓ガラスに直接洗剤を吹きつけてしまいたくなるものです。
しかし、雑巾などに洗剤をつけて拭いた方がよりよく汚れを落とすことができます。高い部分の窓を掃除する際には、少しでも危険を避けることが大切です。長い柄の先にスポンジがついたものがホームセンターなどで多く販売されているので、そういったものでも充分に汚れを落とすことができます。
そのほか、カーテンが汚れていれば窓ガラスの内側をどれだけきれいにしてもあまり意味がありません。カーテンについた汚れがついてしまいうためです。窓ガラスの掃除をした際には、必ずカーテンの洗濯もしておきましょう。
まとめ
窓ガラス掃除は自分でも簡単にすることができます。
しかし、汚れがひどくてなかなか落ちないという場合や、掃除をする時間が取れないという場合にはプロに依頼しましょう。価格は業者によって異なりますが、小さい窓の場合にはそれほどかからないでしょう。
サッシや網戸のクリーニングも依頼すると価格はもう少し高くなります。
多くのホームクリーニング業者では窓やサッシの掃除も受けつけていますので、お部屋の掃除と一緒に窓の掃除も依頼するのがおすすめです。